ポラロイド タイプ55(4×5判)を使い、多重露出と長時間露出で撮影した偽・心霊写真で、1999年、虎ノ門にあったポラロイドギャラリーで展覧会をした作品の一部です。タイプ55はネガフィルムが得られましたので、それを定着しておき、プリントしました。画像のフチがその痕跡です。
シャッタースピードの概念がわかっていれば納得できる写りです。ただ、撮影して1分程度の現像時間を終えたあと、ペラペラっとフィルムをめくると出てくる不思議なイメージに、それとわかっていても怖さを感じてしまう。この心の動きが面白いんです。「技術」よりも、「演技力」「演出力」がモノをいうのも、写真の基本じゃないかと思います。