1996年初秋、秋山亮二氏からの勧めで、コニカ・フォトクラブの会員誌である『フォトコニカ』での連載を 始めることになり、97年1月号から2001年12月号まで、毎年タイトルとテーマを変えて続けることができたの でした。97年『どうなってまんねん?』、98年『写真表現法・入門』、99年『駅前写真館の冒険』、00年『名作鑑賞 の手引き』、01年『不惑・わくわく』  振り返って見れば、あっと言う間の5年でした。歳ですね。いずれは単行本化できたらと密かな野望を抱いてはいたのですが、時代はもはや完全にデジタル。当時記し ていたフィルム中心の技術は、よほどのマニアでないと必要としないものになったように思います。

 また、連載を終えて2年が過ぎた2003年8月、コニカはカメラ事業から撤退。『フォトコニカ』は、ミノル タの『フォト・ウェーブ』に吸収され、コニカミノルタの『フォト・スクエア・マガジン』として継続される ことになったのですが、この冊子も2008年1月発行分で廃刊となってしまいました。とはいえ、全て愛着のある記事ばかりなので、それぞれの原稿を整理しなおしました。読者の写真生活に、少しでもお役にたてれば幸いです。

2010年5月1日