宮崎美子さんのデビュー

これも創刊号。ミノルタX-7の広告。

♪いまのキミは ピカピカに光って~

あきれかえるほどステキ~

 

いい時代でしたねぇ。

ミノルタX-7は、「自動露出撮影を中心とした操作が簡単でコストパフォーマンスの優れた普及型AE一眼レフカメラで、圧電ブザー内蔵によりカメラ振れ警告や電子セルフタイマー作動時に音で知らせる電子アラーム、シャッターボタンに触れると測光回路が働くセンサースイッチなどを導入。高度な撮影も可能な小型軽量で操作性の良い経済的な35ミリAE一眼レフカメラ。」

39,500円! 495g。安! 軽!

そうそう、80年代は「軽薄短小型産業」の時代とか言われていました。

ミノルタの名称は、「『稔る田(みのるた)』の意味も含んでおり、創業者の生母が『稔るほど頭を垂れる稲穂のように、常に謙虚でありなさい』と言っていたことを肝に銘じておきたかったからとも言われている。 wiki」そうです。

いい時代でしたねぇ。

しかし、この20数年後、ミノルタはコニカと合併してコニカミノルタに(2003年)。その3年後の2006年3月に、カメラ、フィルム関連事業より撤退しました。

ああ、なんだか、こんな話ばっかりだ・・・。

 

 

カメラ好きはバイク好き?

 

あと、バイクですな。私の世代は、バイク好き≒カメラ好き という公式があったように思います。

メカ好きってことでしょうかね。こんな写真を見るだけでわくわくします。今でも。

電気工学科卒なんですが、目に見えない電気よりも、手で触れる機械が好き。100ボルトを超えて何万ボルトとかになると、雷バリバリってな感じの爽快感がありますが、何ミリボルトとかいう電子の世界はこれまたわからない。そのもの自体の動きは見えないし。

写真も、引伸ばし機の(カメラに比べると)大雑把なメカが好きで、印画紙を自分の手で現像液に浸したら、像が密やかに浮かび上がってくるという、手技の感覚も好き。不器用な人にはできない細かな作業をすると、自己満悦に浸れるし。

だからデジタルってなんだかな~、という気持ちはあるのです。確かに効率的だし、なんだってできるようになっている恩恵は大きいのですが。

そうそう、バイクは好きなんですが運転は下手。よく事故りました。なので、上京する時に全部売っぱらってからはそれきりです。何年か一回くらいは、バイクに乗ったり、バイク屋に行ってバイクを買う夢を見るんですが、なにかが上手く行かなくて結構目覚めが悪いです。

関係ない話ですが、1970年代にカワサキから「マッハ」と呼ばれるバイクが売られていました。「操縦性においては少ない前輪荷重などが災いし、万人向けとは決していえないもので、他社種に比べ高い事故率を示すことがメディアで報道されるなど、「乗り手を選ぶ」バイクというイメージが世界各国で定着した。wiki」とあるような、じゃじゃ馬バイクでして、別名「後家さん製造バイク」と呼ばれていたと、同級生に教えてもらいました。免許取得したての1976年頃です。この友人は中古のマッハ350ccを持っていて、時々貸してもらって乗りましたが、さすがに怖くて怖くて、超安全運転でした。

しかしまあ、こんなマシンが平気で市販されていた時代だったのですね。いい時代なんだか、どうなんだかわかりませんが、荒々しい時代であったことは確かで、ちょっと遅れてきた世代としては今でも憧れを禁じ得ません。

 

 

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