ネットって便利ですなぁ、的な調べ物いくつか。なんだか、寒けしかしませんな。町の本屋や文具店もなくなっているそうだし。

1)デジタルカメラ出荷台数の推移

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デジタルカメラ出荷台数は、この10年で90%減だそうです。

 

2)デジタルカメラ出荷台数の推移(2020~2022年)

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デジタルカメラ出荷台数。2020年以降は、底を打った感じですかね?

 

3)「写真スタジオ」で倒産急増、過去10年で最多確実に

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  • 写真スタジオの倒産が、2020年1-10月までに20件発生した。この時点で昨年(11件)の約2倍となり、年間の倒産件数は過去10年間で最多になることが確実となっている
  • デジタルカメラやスマホの普及が進んでも、写真需要は近年横ばいで推移するなど持ち直している。「写真」そのものが付加価値の高い商品として受け入れられ、「子供向けポートレート」などハレの日需要を開拓・拡大させてきた点が貢献したとみられる
  • しかし、コロナ禍でハレの日イベントの多くが中止・自粛を余儀なくされ、需要は急減。20年のフォトイメージング市場予測は前年度比約2割減と予想されるなど厳しい。需要の回復が見通せないなか、再び訪れた危機をどのように乗り切るかが注目される

 

そういえば、2020年3月には『立木写真館が自己破産申請、連ドラ「なっちゃん」モデル』という記事もありました。創業130年あまりの老舗。「なっちゃん」はNHKの朝ドラで1980年の放送。「90年に建設した新社屋や撮影機材への投資の負担が重く、資金繰りに行き詰まった。」とあります。

 

4)都道府県別写真店店舗数

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  • 例示を見ると、肖像写真以外にも商業写真、宣伝写真の撮影業も含まれている。一方、デジカメ画像のプリントやフィルム現像を専門に行う事業所は含まれていない。

    全国の写真店は11,329軒で、人口10万人あたり8.92軒。最も店舗数が多いのは香川県で12.64軒。2位以下は鹿児島県、山梨県、福井県、山形県の順で、地方が上位に多い。

    一方、店舗数が最も少ないのは神奈川県で5.38軒。これに埼玉県、千葉県、滋賀県、奈良県と続いており、都市部で写真店が少ない。

    分布地図を見ても三大都市圏で写真店が少ない。その中で唯一上位に入っている東京都は商業写真店が多い。

 

5)写真業界、毎年5%の売上減。倒産は過去5年間で最多ペース

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業歴別 業歴50年以上が約4割

  業歴別では、10年以上50年未満が166社(構成比40.4%)で最多。50年以上100年未満が149社(同36.3%)、100年以上10社(同2.4%)と続く。不明を除き、10年未満はわずか9社(同2.1%)にとどまり、老舗企業が大半を占め、新陳代謝が進んでいない実態も浮き彫りとなった。

 昔ながらの街の写真館やフォトスタジオ、写真現像店が街から消え始めている。
経済センサスによると、写真業界の事業所数は、2016年の1万7,555事業所から2018年には1万1,931事業所と32.0%(5,624事業所)も減少した。手軽にデジタルカメラで撮影でき、最近はスマートフォンによる撮影も一般化し、写真現像の必要も少なくなっている。また、高画素のミラーレスカメラの新製品が次々と市場に出回り、購入層も広がっている。高品質の写真を身近に撮影できる環境が、写真業界の衰退につながっている。
最近、写真店を利用した女性は、「プロに撮ってもらった写真はやはり全然違う」と感激したという。写真業界の多くは、小・零細規模で地域に密着した老舗だ。新型コロナでさらに需要が減少し、給付金などの支援策で事業を維持している企業も多いとみられる。だが、根本的な経営の見直しや需要掘り起こしが急務で、このまま何もしなければ業界の衰退は加速度的に進む可能性が高い。