泣き顔展(2003年)

有楽町ドイフォトギャラリー。写真道場10年目。ドイフォトの那須川さんから、ここで写真展やらない? と声をかけられて、急遽企画を考えて撮影~展示までこぎ着けたのです。 写真館で撮影する写真は、基本、笑顔か真面目顔で、子供が泣きだしたりしたらさあたいへん。どうにかこうにかあやして、それでも駄目ならおやつ作戦。それでも駄目ならとにかく時間を掛けて泣き止むのを待つ。それでもダメなら、撮影を延期しましょうか・・となるわけで、泣き顔は基本的に撮りません。 なので、「泣き顔」。誰もやらないだろう企画ということで、お客さんらに声をかけ、泣いてくれる子供たち、大人たちに参加していただいて撮影しました。思った以上に、お母さんたちが協力的でしてね。 「子供の写真は沢山撮ったけれど、子育て中に泣かれるとそれをあやすのに一生懸命になって、写真を撮ってなかったわー。泣き顔もかわいいのよね...
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INDIA・Varanasi(1985年)

24歳。会社を辞めて2年目、 写真学校の2年生。退職金をはたいて初めての海外旅行でインドに行きました。『地球の歩き方』だけが頼りで、そのツアーに参加したのです。夏休み、1カ月の旅。 目的地はヒンズー教の聖地であるベナレス(ヴァラナシ)のみ。目的は「死」をこの目で見ることで、だからベナレスしか眼中にありませんでした。「死」を写真に撮るということではありませんが、これは今の私の仕事にも繋がっています。 当時買った初版本は未だ手元にあります。右下のFOCOSは別のムックです。 旅立つ前年の1983年は、藤原新也さんの『メメント・モリ』(情報センター出版局)が出版された年です。この2年前には新潮社の雑誌FOCUSが創刊されています。今はもう過去のスキャンダラスな雑誌ですが、WIKIに「創刊当初は、有名写真家を使った芸術性の高い雑誌を目指したものの、低迷した。」とあるよう、それな...
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第2回期待される写真家20人展(1990年)

約30年前の1990年。渋谷パルコが開催していた「期待される写真家20人展」の2回目の一人に選出されてこの展示会に出品し、カタログにも掲載されました。NHKのニュースでも取り上げられ、私もちょっとだけ取材されました。ちょうどオープニングパーティの時で、いい背景がないからという理由で、トイレ入り口の緑の前で収録されたのです(どこかにビデオがあるはずなので、発掘したら掲載します)。 さて、この写真展。企画者として高橋周平氏の名があります。氏は、福武書店から出版されていた「PHOTO JAPON」の元・編集者で、私自身もずいぶん懇意にさせていただいていた方です。 ここで本題から離れますが、「PHOTO JAPON」の思い出を少し。 「PHOTO JAPON」は、福武書店(現・ベネッセコーポレーション)がフランスの「PHOTO」という写真雑誌と契約し、その日本版という位置づけで出版し...
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