『日本カメラ』2005年10月号の付録。A5サイズ、24ページ。
写真のデジタル化が進み、写真のラボ(現像所)の先行きがどんどん暗くなっていく時代。
しかし愛好者は多く、個人が自分のラボとレンタルラボを兼ねて起業したり、アートシーンを裏で支える名物職人が表舞台に取り上げられるなど、不思議な盛り上がりをしていた時代です。
企画、取材交渉、取材、写真に文章、ぜーんぶ自分でやったのです。(ま、他の連載もだいたいそうでしたが。)
なくなってしまったラボも多いですが、元気でがんばっているラボもすくなくありません。
続いてほしい気持ちは強いのですが、感光材料がなくなったら終わり、ではあるのです。
10ページに登場するフォトグラファーズ・ラボラトリー(赤坂)は、板橋にあったドイテクニカルフォトからのお付き合いがあって、今でも写真のアート界にはなくてはならない存在です。
ここのサイトにでている店内パノラマは私が撮影したのです。見てくださいね。